2015年05月20日
都構想を潰したのは高齢者だというミスリードこそが都構想を潰した本当の原因。だとニートは思う。
私はこの一週間くらいで都構想についてこれだけの記事を書きました。
「今の日本に必要なことは改革ではなく改善!大阪とは全く関係のないニートが大阪都構想を語る。」
「維新嫌いのニートが投票日の朝に再び大阪都構想を語る。」
「大阪都構想最大の失敗は都構想を魔法だと思い込んだこと。だと思うニート。」
本当は前の記事で都構想については終わりにしたかったんですけどちょっとまだ終われないですね。
私は記事の中にも書いてますけどそもそも大阪には一歩たりとも足を踏み入れたことはありませんし、これだけ記事を書きながら都構想の中身自体は本当に上っ面しか知らないです。
ということで今回も中身ではなく上っ面のことを書きたいと思います。
結果が出て反対多数になってその後に世代別の投票結果でまた一騒動起きてますね。
それは20~60代までは賛成多数なのに70代以上の反対多数によって否決されたということ。
そしてこれを「高齢者によって潰された都構想」とか「未来のことを高齢者が決めた」とか言って高齢者を目の敵にして批判してる。
このブログを読んでいる方はご存知かもしれませんが私は普段は人一倍高齢者を目の敵にして批判してます。
ただ、今回のこの件については高齢者を批判することはできないと思います。
まず、高齢者のせいで潰されたと言ってるけど70代以上だって4割、少なく見ても3割は賛成してる。
これが反対が9割とかせめて8割ならわからなくもないけど、これで高齢者が都構想を潰したというのは普段高齢者を批判してる私からしてもひどい。
しかも、今の日本が少子高齢化でいくら高齢者が多いとは言っても20~60代と70代以上でどちらが多いかなんて一目瞭然です。
ちなみにですけど大阪市の人口構成は分からなかったのですが日本の人口構成で言えば20~60代は約8100万人で70代以上は約2300万人と約4倍くらい20~60代が多い。
もちろん大阪市だけが違う可能性もあるけどそれでもせいぜい4倍が3倍になるくらいでしょう。
と言うことは普通に考えたら圧倒的に数が多い20~60代が賛成なのに否決されたのは70代以上が反対したからではなく、20~60代が投票に行ってないのと20~60代でもかなりの数が反対しているということ。
ちなみに20~30代は反対が4割で、50~60代では賛成多数とは言いながらもほぼ同数だったらしいです。
つまり賛成派は高齢者をガンガン叩いているけどそもそも今回の選挙は大騒ぎするほど世代間で争われたわけじゃなかったと言うことです。
それともう一つ今回の件で私が全然間違ってると言うか疑問に思うのは衆議院や参議院の選挙の時は若者が投票に行かないことを責めるというか問題視するのになぜ今回だけ高齢者を責めるのか?
しかも、全然間違ってると思うのは責めるとしたらむしろ逆で衆参の選挙のときには高齢者を都構想では若者を責めるべきなんです。
あ、責めるべきというのは私の考えではなく今回批判してる人たちが責めるとしたらという意味です。
それはなぜかと言えば衆参の選挙の時には反対がないからです。
もちろん原発のようにハッキリと候補者が賛成か反対かを示しているものもありますが、高齢者に関しては基本的には全候補者が高齢者優遇の政策を立てる。
そうなると誰に投票しても、あるいは誰にも投票しなくても結局は賛成になるわけです。
これで高齢者優遇政策に反対する若者に選挙に行けというのは無理がある。
でも、今回の都構想は違う。
あ、上にも書きましたし、今さらながらですけどそもそも私は別に都構想がそこまで世代間で争うものだとか高齢者イジメのものだとは思っていませんがそういう対立構造に賛成派がしているのでそういうことにしておきます。
それで何が違うかといえばもうお分かりだと思いますが、高齢者優遇に反対という意思表示が出来るわけです。
衆参の選挙では天地がひっくり返ろうと反対という意思表示が出来ないのに都構想では出来るんです。
しかも、先ほどの人口構成から考えれば仮に反対多数だった70代以上が全員反対という意思表示をしたとしても人数では圧倒的に賛成多数だった20~60代の方が多いのだから賛成派が勝つことが出来たはず。
ある芸人さんが多数決で全てが決まるなら世界は中国の思い通りと言いましたが、それを言うなら今回はむしろ逆で仮に都構想が高齢者イジメだったとしても圧倒的な数で20~60代はそれを実行することが出来たわけです。
要するにもし賛成派が責めるとすればそれは高齢者ではなく若者なんです。
なぜなら、衆参の選挙とは違って高齢者優遇に対して反対の意思表示が出来て、さらに投票に行きさえすれば数の力で勝てたからです。
それをやらなかったことを棚に上げて高齢者を批判するのはいくら普段から高齢者批判している私でも無理。
前にも書きましたけど、こういうミスリードというか都構想を実現するために公務員を完全に悪者にして世論に訴えたように結論が出た後にも高齢者を悪者にするという、そういう意味で一貫したところを世論は逆に敏感に感じたんじゃないですかね?
そして、そういうことをやり続けた結果があの票差になったんじゃないですかね?
と言うことで前回で都構想については終わったつもりだったのですがまた書いてしまったので今回で本当に終われるように間違ったことはもう言わないで欲しいですね。
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「今の日本に必要なことは改革ではなく改善!大阪とは全く関係のないニートが大阪都構想を語る。」
「維新嫌いのニートが投票日の朝に再び大阪都構想を語る。」
「大阪都構想最大の失敗は都構想を魔法だと思い込んだこと。だと思うニート。」
本当は前の記事で都構想については終わりにしたかったんですけどちょっとまだ終われないですね。
私は記事の中にも書いてますけどそもそも大阪には一歩たりとも足を踏み入れたことはありませんし、これだけ記事を書きながら都構想の中身自体は本当に上っ面しか知らないです。
ということで今回も中身ではなく上っ面のことを書きたいと思います。
結果が出て反対多数になってその後に世代別の投票結果でまた一騒動起きてますね。
それは20~60代までは賛成多数なのに70代以上の反対多数によって否決されたということ。
そしてこれを「高齢者によって潰された都構想」とか「未来のことを高齢者が決めた」とか言って高齢者を目の敵にして批判してる。
このブログを読んでいる方はご存知かもしれませんが私は普段は人一倍高齢者を目の敵にして批判してます。
ただ、今回のこの件については高齢者を批判することはできないと思います。
まず、高齢者のせいで潰されたと言ってるけど70代以上だって4割、少なく見ても3割は賛成してる。
これが反対が9割とかせめて8割ならわからなくもないけど、これで高齢者が都構想を潰したというのは普段高齢者を批判してる私からしてもひどい。
しかも、今の日本が少子高齢化でいくら高齢者が多いとは言っても20~60代と70代以上でどちらが多いかなんて一目瞭然です。
ちなみにですけど大阪市の人口構成は分からなかったのですが日本の人口構成で言えば20~60代は約8100万人で70代以上は約2300万人と約4倍くらい20~60代が多い。
もちろん大阪市だけが違う可能性もあるけどそれでもせいぜい4倍が3倍になるくらいでしょう。
と言うことは普通に考えたら圧倒的に数が多い20~60代が賛成なのに否決されたのは70代以上が反対したからではなく、20~60代が投票に行ってないのと20~60代でもかなりの数が反対しているということ。
ちなみに20~30代は反対が4割で、50~60代では賛成多数とは言いながらもほぼ同数だったらしいです。
つまり賛成派は高齢者をガンガン叩いているけどそもそも今回の選挙は大騒ぎするほど世代間で争われたわけじゃなかったと言うことです。
それともう一つ今回の件で私が全然間違ってると言うか疑問に思うのは衆議院や参議院の選挙の時は若者が投票に行かないことを責めるというか問題視するのになぜ今回だけ高齢者を責めるのか?
しかも、全然間違ってると思うのは責めるとしたらむしろ逆で衆参の選挙のときには高齢者を都構想では若者を責めるべきなんです。
あ、責めるべきというのは私の考えではなく今回批判してる人たちが責めるとしたらという意味です。
それはなぜかと言えば衆参の選挙の時には反対がないからです。
もちろん原発のようにハッキリと候補者が賛成か反対かを示しているものもありますが、高齢者に関しては基本的には全候補者が高齢者優遇の政策を立てる。
そうなると誰に投票しても、あるいは誰にも投票しなくても結局は賛成になるわけです。
これで高齢者優遇政策に反対する若者に選挙に行けというのは無理がある。
でも、今回の都構想は違う。
あ、上にも書きましたし、今さらながらですけどそもそも私は別に都構想がそこまで世代間で争うものだとか高齢者イジメのものだとは思っていませんがそういう対立構造に賛成派がしているのでそういうことにしておきます。
それで何が違うかといえばもうお分かりだと思いますが、高齢者優遇に反対という意思表示が出来るわけです。
衆参の選挙では天地がひっくり返ろうと反対という意思表示が出来ないのに都構想では出来るんです。
しかも、先ほどの人口構成から考えれば仮に反対多数だった70代以上が全員反対という意思表示をしたとしても人数では圧倒的に賛成多数だった20~60代の方が多いのだから賛成派が勝つことが出来たはず。
ある芸人さんが多数決で全てが決まるなら世界は中国の思い通りと言いましたが、それを言うなら今回はむしろ逆で仮に都構想が高齢者イジメだったとしても圧倒的な数で20~60代はそれを実行することが出来たわけです。
要するにもし賛成派が責めるとすればそれは高齢者ではなく若者なんです。
なぜなら、衆参の選挙とは違って高齢者優遇に対して反対の意思表示が出来て、さらに投票に行きさえすれば数の力で勝てたからです。
それをやらなかったことを棚に上げて高齢者を批判するのはいくら普段から高齢者批判している私でも無理。
前にも書きましたけど、こういうミスリードというか都構想を実現するために公務員を完全に悪者にして世論に訴えたように結論が出た後にも高齢者を悪者にするという、そういう意味で一貫したところを世論は逆に敏感に感じたんじゃないですかね?
そして、そういうことをやり続けた結果があの票差になったんじゃないですかね?
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satoki0820 at 12:00│過去記事