2014年03月14日
小保方さんの成功は女性の力、小保方さんの失敗は個人の責任という報道は正しいのか?
STAP細胞は一体どうなるんでしょうね?
当然私にはわかりませんが、この一連の報道を見ていて私が感じたことを書きたいと思います。
最初に言っておくと私は自分では男女平等の精神を持っていると思っていますが、今回の記事を読む人によっては男尊女卑だと思う人もいると思います。
と言うことで最初にも言いましたけど研究の中身自体は分からないので触れません。
論文のコピペの問題にしてもレベルは天と地ほどの差があると思いますが私が大学時代に論文を書いた経験から言うとどの部分がコピペなのかによって全然違います。
例えば私は所属する研究室の先輩と同じ研究を行ったので目的だとか研究に用いるものなどは全く同じなわけです。
もちろん一言一句同じではありませんがパッと見るだけでは多分わからないと思います。
でも、読み進めていけば全く違う論文だということはわかります。
なので、今回のことがそれにあたるのかはわかりませんが称賛する時にわかってもないのに称賛して今頃恥ずかしい思いをしている人にはなりたくないのでコピペだからと全否定もできないですね。
それで今回の記事の本題ですが、STAP細胞が報道されてクローズアップされたのはSTAP細胞だけではなく小保方さんもでしたよね。
私はSTAP細胞を作ったのが小保方さんと言う女性だと知って一番に思ったことは多分これを女性の社会進出とつなげてくるだろうなと言うことです。
すると案の定、リケジョでしたっけ?特に理系の女性をマスコミはこぞって取り上げましたよね。
う~ん、なんなんですかね?
言い方が難しいですけど、STAP細胞は別に女性の功績ではなくて小保方さんと言うたまたま性別が女性だった研究者が作っただけ。
それをまるで女性の力だ!!みたいに報道するのを見て私はものすごく違和感を感じました。
なんか小保方さんの研究に対する努力とかそういったものがすべて無視されて”女性だから”となってるのが嫌でしたね。
それを言うならiPS細胞で山中さんがノーベル賞を獲った時にどこか一つでも男性の力だ!!みたいな報道ありましたか?
私は別にそれをしろと言ってるわけではなくてどうして女性の時だけ個人ではなくまるで性別が評価されてるようになるのかが不思議でたまりませんでした。
もちろん今回はかなり疑問と言うか中には小保方さんの捏造疑惑まで出てるので微妙ですけど、私が違和感を感じていた当時はまだ報道も世間も大賞賛してる時期だったので余計に納得いかなかったですね。
私は当時に今回のことを全く予想はしてなかったけど、もしこれがダメだったら当然今まで行ってきた報道とは逆の「やっぱり女性はダメだな」と報道するんだよね?と思っていたけど、まぁ当たり前だけどしませんよね。
これもまた別にダメだったからそういう報道をしろ言ってるわけじゃなくて良い時は小保方さんの成果ではなくて女性の成果で、悪い時は女性の責任ではなくて小保方さんの責任とかおかしいでしょ?
私は全部のテレビ番組を見てるわけじゃないですけど、良かった時に小保方さんから女性につなげた番組はいくつも見ましたけど、悪くなってから小保方さんから女性につなげた番組を一つも見たことないですね。
それが男女平等だと言うのならそうなのかもしれませんが、そういう考えのもとで行われた女性の社会進出はどこかおかしい歪んだ社会になるでしょうね。
こういうことを言うと「だったら女性は家にいればいいのか?」とか言われて男尊女卑のレッテル張りをされると思うんですけど、まぁ数十年たてば結果はわかりますからそれを気長に待ちましょうよ。
ただし、その時になって間違いに気付いても遅いですけどね。
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satoki0820 at 18:00│過去記事