TPP聖域5品目守れそうに無いね。大学入試改革について。

2013年10月11日

既卒のNEETがブラック企業について解説する!!

ブラック企業ってよく聞きますけど、イマイチ分からないですよね。

それをさらに分かりにくくする定義を私は考えました。

これは特に日本のブラック企業における定義ですが、「ブラック企業とは勤勉さと羞恥心を利用した企業」のことです。

これはつまりどういうことかと言うと日本人って本当に真面目と言うか残業するのも当たり前とか言うし、中には有給とったり退職してるのに他にやることがなくて会社に顔を出す人もいるそうですね。

まぁこれは仕事以外にやることがないってことですけどそれだけ仕事に対して真面目に取り組んでることの裏返しですよね。

だから例えブラック企業と呼ばれる会社の劣悪な環境での仕事でも真面目にやっちゃうんだと思うんです。

それから私みたいに面の皮が厚くてNEETやってる人間は別ですが、やっぱり仕事をしてないことへの負い目って言うのはすごいです。

しかも先ほども言いましたけど日本って言うのは学校を出たらもう仕事だけが自分の存在価値と言ってもいいほど仕事っていうのは重要なものですよね。

だから例えブラック企業だとわかっていたとしてもとにかく仕事をしてないと自分の存在をも否定してしまいそうになるから働くんです。

どっかの政党が最近は引っ込めたみたいですけどベーシックインカムを行おうとしてましたけどそういうことじゃないんです。

特に日本における仕事の重要性をまったくと言っていいほど理解していない。

ベーシックインカムがあるからブラック企業を辞めちゃおうって人も中にはいるでしょうが、じゃあ無職でいいの?って話です。

ある芸人がブラック企業も悪いけどブラック企業で働くやつも悪い、そこを選んだのも選ぶしかなかったのも自分。

と言ってる人がいましたけど、それは全然間違いです。

なぜならこの発言はブラック企業が存在していいことを認めているからです。

本来ブラック企業が存在してはいけないという前提を忘れた先の発言に何の価値もありません。

そもそもブラック企業が存在し続けられるのはデフレだからなんです。

もしインフレになれば各企業が設備投資をして新たな雇用が生まれるし、良い人材を確保するために賃金も上げる。

どうしてインフレになれば設備投資を増やすかはインフレの時にはお金の価値が下がるから持っておくより使った方が良いと言う説明を前にしましたよね。

新しい雇用があちらこちらで生まれる、しかも賃金も上がっていく環境でブラック企業が生き残れると思いますか?

もちろん、そういう環境でもブッラク企業は生まれると思いますよ。

企業はたんまり儲けてるのにそれを社員へ還元しない会社はあるでしょう。

でも、その時は転職すればいいだけなんです。

なぜなら先ほど言ったとおりインフレの時には雇用があちこちに溢れてるからです。

今それが出来ないのはこの真逆で、デフレで企業は設備投資をしないから新たな雇用も生まれずブラック企業から転職したくてもその先がないんです。

もちろんその中でブラック企業にしか働く場所がなかったのはその人の努力などが足りなかったのかもしれないけど、それは問題の本質が全然見えてない。

まぁ私もそうですが生まれてからデフレ以外を経験してないからそういう思考になるんだと思いますが、デフレと言うのは個人の力じゃ絶対に解決できない問題があることを理解しなければいけません。

だから今、政府がブラック企業を無くすために色々やろうとしてますけど、そんなことする前にまずデフレを脱却しろと言いたいですね。

よっぽど悪質なブラック企業以外はデフレの中で利益を出そうとして行き着いた結果がこれなんだと思います。

だからまともに働けば社員にもそして企業にもプラスになる環境を作らなければ絶対にブラック企業は無くならない。

というかそういう環境を作れば政府は何もしなくてもブラック企業は勝手に潰れるか、待遇は改善します。


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satoki0820 at 12:00│過去記事 
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